宝幢寺本堂(室町時代前期 内陣鎌倉後期)

 本尊地蔵菩薩(木造座像) 国指定重要文化財

 僧行基の開基(伝承)

 1441年興福寺官務蝶疎に宝幢寺の寺名初めて載る。 

  

 

 

内陣の逗子3面に中国の影響を受けた障壁画がある。  

現在本堂内の一般公開はされていません 

 

 

 

 


  • 宝筺印塔(室町)
  • 5輪塔(室町)
  • 六字名号板碑(室町)
  • 六斎念仏衆のもの主頭状六名号碑(慶長17年)
  • 主頭状三界万霊供養碑(貞亨元年)

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(檀家)


家々に本尊を奉持(ほうじ)して追善供養や祈祷ををされる

※写真はいずれも北小平尾の街の中で
撮影:北小平尾ホームページ班


「御回在」は「天得如来さん」ともいわれ他宗にない融通念仏宗(大念仏宗)独特の昔から伝わる行事です。融通念仏宗の総本山は平野(大阪)の大念仏寺で主に大和(奈良)、河内(大阪)地方に広がる宗派で生駒谷の多くのお寺も融通念仏宗で信徒も多いようです。
 御回在には総本山の大念仏寺から本尊の十一尊天得如来来迎図(大きい掛け軸)を奉持(ほうじ)し、檀家の祈願や供養に回ります。平年の大和の御回在は92日間の日程で9月中旬にご出光され、御本尊が12月中頃に総本山にご帰院されます。
 因みに北小平尾地区の御回在は12月中頃で寺の世話人が檀家の家々を案内して回り、鐘を叩く人を先頭に本尊の十一尊天得如来来迎図を担ぐ人、そして僧侶が続き各家に本尊の十一尊天得如来来迎図を掛けて先祖の供養と家内安全、身体堅固などの祈願や供養をします。